リア充

大学マジ充実。

クラスの中心人物として学祭企画で頑張ったり合コン行ったりこそしていないもののこんなに濃密な時間を過ごせているのは生まれて初めてかもしれない。
毎日が色々な事の勉強だし僕は確実に大学入ってから人として成長した気がする。

たくさんの人と話して自分は周囲からどう見られているのかという事を何度も再認識させられる。
やっぱり頭の中でどんな事を考えていたってそれがなんらかの形で外側にアウトプットされていなければ何の意味もないという事を学んだ。

たとえば趣味の面をとってもそうだ。
自分は今まで色々な音楽をアホみたいに聴いてきた(という自負はある)けれども、それらをどうにか消化してオリジナルの曲を作り、たくさんの人に聴いてもらう、というアウトプットの仕方もあれば、DJをやって自分のセンスで選んだ音楽をどう心地よくお客さんに聴いてもらい、いかにフロアを盛り上げるかを試行錯誤するという方法もある。

言ってしまえば「これこれこういう音楽が好きなんだー」なんて話を友達とするだけでも一つのアウトプットとしては成立しているだろう。
僕は自分が納得できるならそれだけでもいいと思う。

趣味にもまして自分が何者かなんていうのは(少なくとも僕は)とても簡単に理解できるものではないと思う。
僕のことをやさしいという人もいればギラギラしているという人もいる。
素敵だと言ってくれる人もいれば最低な奴だと言われることもある。
全部本当の自分なんだろうけど、それは本当にふわふわとして曖昧で、つかみどころのないものだという事を僕は最近学んだ。
休み時間に机に突っ伏して音楽を聴いたり教室の隅でマニアックな漫画に没頭したり、会話のなかでわざと人の話を聞いていなかったふりをしておどけて見せたりワンテンポずれた発言をするだけじゃ(それが本当に自分の理想の姿なら何の文句もないけれど)変人だなんだとはやし立てられるだけで誰にも理解されないんだと思う。

そうやって必死に奇をてらっていた時期が僕にもあったけれども(高校時代に仲良くしていた人達とはいまだにこの傾向が抜けなかったりする)、飄々とした人だと思われる事は自分を他人に理解された事にはならないんだということを僕は再認識しなければならなかった。

バイト先でも勉強している事はたくさんある。
生徒に対しても自分はどこで何をやっているどんな奴で、君のどこに興味があるからどう仲良くなりたい、と意識表示をしてより近しい存在になろうとする、ある種の好奇心がなければ、しがないアルバイトであってもサービス業に関わっていくこと、さらにいえば人間社会に足を付けて生きていくことはまともにはできないんだ。

同期でバイトに入ったE君なんかは個人で色々なストリートダンスの大会に顔を出したり、高校時代には応援団長をやって大勢の人々をまとめ上げたりしていたすごい人なのだけれども、彼や彼の仲間から学んでいる事もすごく多い。
彼らのようにより他人に理解してもらえるよう、より具体的な意識表示をして、より他人と親しくなろうという努力ができるようになりたい。

色々な事にもっと関心を持たなければ駄目だ。


あとはまぁ、まだまだ経験の足りない僕の言えた義理じゃないかもしれないが、女の子と付き合ったりなんて出来事を通して他人から自分はどう見られているのかという事を学ぶ経験は本当に早いうちからしておくべきだったと、今更になってちょっと後悔したところもある。
僕は誰々と一対一の付き合いをしている人間で、適当にふらふらしてるだけの奴であってはいけないという責任感と、少なくとも一人の人にはちゃんと認めてもらえているんだ、という妙な自信みたいなものを持つことは本当に素晴らしいことだ。

僕の先輩はよく「吉田くぅん!恋をしなきゃ駄目だよぉん!」と言っているけれども確かにその通りかもしれない。笑

異性だけじゃなく同性ともそういう腹をすえた付き合いはたくさんしなきゃいけないと思う。
ホモになれって意味じゃないよ。笑

同期や先輩と少人数で組んでイベントの企画をやったりバンドをしたりする経験をこれからしていく予定なんだけれど、そういう事を通してもきっと色々な事を学べるんだろうとすごく期待しているんだ。

とにかく僕は大学生活やアルバイトを通して、自意識過剰を克服し、もっと他者意識を持たなければならない、という事を真剣に学んだんだ。
はたから見たらなーんも変わってないように見えるかもしれんが、内面的には色々な変化があったんだって事をここに書いておきたい。
どうせ誰も読んでないだろうしね。

いやー、これからも頑張らねば。







あと色々楽しすぎて本気で留年しそうなのはマズい。
受験期のクソ真面目っぷりが嘘みたいだ。
ノートすらきれいにとれなくなってしまった。
あのころの集中力が戻ってきてくれればなー。